2009年8月7日金曜日

White Light/Black Rain

TVで映画を見ていてそのまま点けっぱなしにして他の事をしていたのですが、
ふとTV画面に目をやると日本の風景が・・・

日本の若い人たちに、”1945年8月6日になにがあったか知っている?”という質問を繰り返していました。
ほとんどの若者が知らないと回答していました。
恥ずかしながら、私も8月6日に(広島に)原爆投下があった日ということは記憶していますが、それが何年だったのか、ときかれれば答えられなかったです。


この番組は何なのかを見てみると、タイトルは"White Light/Black Rain"。
スティーブン・オカザキという日系3世の監督が2007年に発表した映画だそうです。

ドキュメンタリーの手法で、被爆者の方がた十数人と原爆を落とすのに関与した4人のアメリカ人のインタビューが語られていきます。あわせて文字によるデータと当時の記録映画が挟まれて、淡々と、けれども痛々しい原爆後の日本の様子が映しだされます。
「はだしのゲン」作者ご自身もこの映画でご自身の経験や描いたいきさつなどを語っておられました。


原爆の被害にあったかたがたの傷痕ややけどのあとの様子の映像がなまなましすぎて、もしかしたら放送されにくいのかもしれませんが、だからこそ今を生きる私達が目をつぶってはいけないのかも知れません。
日本でもこのような番組をしっかり放送すべきではないのかなと思いました。
私が子供のころは、こういう真面目な番組もちゃんと放送されていたのにな~と、日本のTVを思い返して少し残念に感じています。

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